囲碁プレーヤーの紹介

囲碁プレイヤーの紹介

囲碁プレイヤーの機能について、その概要を説明します。

メール碁
メール碁は、メールのやり取り、或いはクラウドの共有フォルダ経由でのやり取りのどちらかで、対局を進めます。
詳しい説明は、こちらをご覧下さい。



メール経由
メール経由の場合は、対局相手の情報にメールアドレスを設定しておきます。
着手したら、その手をメールで送信します。
相手は、随時メールを受信し、相手から着手が届いたらそれを取り込んで、応手を打ち、それをメールで送信します。
このやり取りを繰り返して、対局を進めます。お互い、いつ着手するかは取り決めずにのんびりと進めます。
クラウド経由
クラウド経由の場合は、事前に、お互いに保存が可能な「共有フォルダ」を、特定のクラウド上に用意します。
着手したら、その着手を送信(クラウドへ保存)します。
相手側では、クラウドの共有フォルダへ着手が届くと、囲碁プレイヤーが自動的に盤面に取り込みます。
応手を打って、それを送信すれば、相手に届きます。
この半自動的なやり取りを繰り返して、のんびりと対局を進めます。
棋譜管理
棋譜管理機能は、ご自身やグループの対局棋譜、或いはプロ棋士など第三者の棋譜等を管理します。
対局・記録
この囲碁プレイヤー上で対局したり、或いは対面対局の棋譜を打ちこんで保存したりします。
対面対局の棋譜を採譜することは難しいですが、ビデオに記録した対局を「採譜アシスト」で棋譜にすることが出来ます。
棋譜鑑賞
プロ棋士の対局など、第三者の棋譜を取り込んで管理します。
通常は、棋譜を囲碁プレイヤー内部に取り込んで管理しますが、外部棋譜(SGF)のままで管理する事も出来ます。
対局記録リスト
対局状況(対局者、ハンディ、勝敗など)を管理するリストです。
次の図は、第38期名人戦の戦績を記録した例で、井山プロの勝敗状況をリストアップしたサンプルです。

上記ウインドウ内の「棋譜表示」で、盤面にその棋譜を表示させることが出来ます。
ご自身の対局リストを作れば、戦績が一目瞭然です。
検討盤面
盤面の棋譜で、ある手順の変化などを検討したい場合があります。
その場合に役立つのが、検討盤面です。
検討盤面では、手を戻したり、任意の位置に分岐を挿入したりしても、元の棋譜は何も変わりません。
検討盤面の表示
主盤面側で「検討」ボタンを押すと、現在の主盤面と同じ棋譜が別のウインドウに表示されます。
主盤面も表示されたままなので、二つの盤面を比較しながら変化を検討することが出来ます。
検討結果の反映
検討した結果の手順を、元の棋譜に、分岐として残すことが出来ます。
地合い計算
終局した、或いは終局まじかの地合い計算を支援します。
盤面の解析精度が高くないので、死に石を選択、欠け目設定などの操作で精度を高くすることが出来ます。
次の図は、終局した棋譜の地合い計算を開始した直後で、「上辺黒5子が死」と誤認識しています。


次の図では、誤認識された黒石をクリックして「生きている」状態に修正し、再度地合いを計算し直したものです。

「黒12目勝ち」と表示しているが、実際の勝敗は「黒9目勝ち」となっています。それは手入れをした結果でしょう。